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日刊自動車新聞

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新春の2013年1月7日に、業界新聞として名高い「日刊自動車新聞社」様に、裏表紙の半分を割いてカラーで取り上げていただきました。

すでに一般紙で取り上げていただいておりましたので、全国紙とはいえ意外に反響は少なかったのですが、たいへん名誉なことと感じておりますとともに、記事に負けないよう、今後もスタッフ一同で技に磨きをかけていきたいと存じます。

 

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「駄知旧車館」の展示車は、株式会社中根モータースが技術研鑽を目的としてフルレストアしたもので、すべて非売品です。

一般的にフルレストアが行われるのは、販売価値のある一部の人気スポーツカーに集中する傾向があり、当時まちなかで一般的に見られた身近なクルマたちは朽ちていくばかりで、まるで旧車の絶滅危惧種のようです。それは、同じ労力をかけるなら、「お金になる」クルマの方が、ビジネスとして成り立ちやすいという単純な理由によるもので、経済合理性からいって、やむを得ない現象といえるでしょう。

しかし、自動車文化はそうした「お金になる」クルマの系譜で代表されるものではありません。実はメインストリームは、それらとは別のところにあります。

「駄知旧車館」がユニークであるのは、現在も、そして将来も恐らく「お金にならない」であろう普通の車を中心に、大真面目にフルレストアを行っているところであると自負しております。

 

日本には、かつてのメインストリームを形成した、たくさんのレストアベース車が、まだ人知れず残されているはずです。それらは、たとえばこんな理由により生き延びてきたのかもしれません。

 

    たくさんの思い出をともにした相棒を、スクラップにする気にはなれなかった。

 

    とりたてて名車というわけではないけれど、故人が特別に大切にしていた、形見のようなクルマで、どうしても捨てられなかった。

 

    苦労して手に入れたのに、意外に下取価格が安かった。それならば、いっそ子どもが免許を取ったら譲ってやろう。

 

    自分の見立てでは、このクルマは将来歴史的名車と呼ばれる日が来るに違いない。その日まで何とか残しておこう。

 

いろいろな形で、現在まで幸いにも廃車されずに残されてきた家族のような旧車たちが、実際にはほとんど顧みられずに、納屋の奥の方に数多く眠っているのではないでしょうか。

そうした旧車を見直そうという機運が、日本全国に広がりを見せつつあります。その証拠に、各地で旧車のショーやパレードが開催されるようになってきました。

 

もし、あなたがお持ちの旧車に、かつての輝きを取り戻したいと願うとしたら、その復元作業を任せる専門業者をどういった観点で選ばれるでしょうか。

 

    自分と同じくらい愛車を大切に思ってくれるか

 

    技術は確かで、高いクオリティーの仕事をしてくれるか

 

    信頼に足る十分な実績を持っているか

 

    設備は充実しているか

 

    修復の方法などについて、親身に相談に乗ってくれるか

 

    気難しいキャブレータ調整など、豊富な経験を持つ熟練メカニックはいるか

 

    価格はリーズナブルか

 

    レストア後のメンテナンス体制は大丈夫か

 

・・・きっと枚挙にいとまがないことと思います。

 

旧車の復元整備には、通常の鈑金・塗装修理とは異なる様々なスキルや情報網が要求されるため、当社も一般的な自動車鈑金塗装工場ではお目にかかることのない特殊な工具を、いくつも導入する必要がありました。

さらには、メッキや内装などの協力業者にもリーズナブルなコストの中で望みうる、最高のクオリティーを要求し、中古パーツや国内・海外の純正・社外パーツなど、様々な入手経路の開拓も続けてきました。

そして何より、そうした手間のかかる地道な作業に、技術者だけでなく、経営者がどれほどの思いや情熱を傾けているかが決定的な差異になると思います。

 

中根モータースは、旧車レストアにまつわる複合的な技術レベルを向上させると同時に、その技術レベルの違いをお客様に体感していただけるように、10年以上の歳月を費やして「駄知旧車館」(http://kyushakan.com/)の展示車制作に取り組んでまいりました。その「作品集」をご覧いただければ、きっと言葉では伝わらない何かを感じ取っていただけるはずです。

 

 

P1010039.JPG素人でも容易に仕上がりの優劣がわかってしまう、芸術作品のような旧車レストア。技術レベルの違いは、美観の耐久性の違いなど、一瞥してもわからないところにも及びます。

かけられる資金と時間が多ければ、確かに高いレベルの仕上がりが期待できますが、ある程度限られたご予算の中で、整備内容の優先順位をつけて行う「部分レストア」や、そのクルマの使用歴を大切にしつつ、安全かつ長期的に走行できることを最優先する「実用レストア」、あるいはコレクション目的など見栄え重視の「フルレストア」まで、中根モータースはお客様のご要望にきめ細かくお応えすることができます。

 

愛車がもっとも輝いていたときの姿に、もう一度会いたいと願うオーナー様の夢の実現のために、豊富な旧車レストア経験をもつ、中根モータースの熟練スタッフがお手伝いします。まずはお問合せフォームから、お気軽にご相談ください。

 

 

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オープンイベント盛況のお礼

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2012年5月18日にオープンした「駄知旧車館」、おかげさまで大盛況のオープンを飾ることができました。ご協力くださいました皆様、ご来場の皆様、誠にありがとうございました。

内覧会には車両の御提供者様や工事にかかわっていただいた関係者の方々などのご来賓に加え、多治見市長、土岐市長をはじめ、200名以上のお客様にご来場いただきました。お気遣い御無用にてお願いしておりましたが、たくさんのお花を頂戴してしまい、感謝申し上げますとともに、大変恐縮しております。

5月18日の岐阜新聞朝刊と夕方の岐阜放送TVニュース、インターネットではレスポンスの記事、19日の朝日新聞、中日新聞朝刊に大きく掲載していただいたことにより、岐阜県内はもとより、他府県(愛知県各市、大阪市、滋賀県、三重県、福井県、静岡県)からもお越しいただき、ご記帳いただいた件数で257組、500名以上のお客様をお迎えすることができました。

以前オーナーであった方から、当時の様々な実体験を伺うこともでき、非常に勉強になりました。

また、お手持ちの旧車を譲って下さるなど、ありがたいお話もあり、感謝に堪えません。これからも技を磨き、良い仕事をリーズナブルな価格でお届けできるよう精進を続けていこうと決意を新たにしました。スタッフ全員を代表して心よりお礼申し上げます。

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駄知旧車館オープンのご案内

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当社会長(株式会社ナカネマーカー社長)の念願がかない、これまでの旧車レストア作品集を一堂に集めたギャラリー、「駄知旧車館」を2012年5月18日(金)にオープンできることになりました。ご協力くださいました関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

当面は20日(日)までの記念オープンとなりますが、その後はお電話でご予約をいただければ、随時ご覧いただけるようにする予定です。

「駄知旧車館」の専用ページは https://kyushakan.com/ となります。

今後製作プロセスなどのページを充実していく予定ですのでご期待ください。

なお、お手持ちの旧車をレストアしたいという方は、ぜひ当社にご相談ください。綿密な打ち合わせを行い、お時間をいただく代わりに、割安なご負担ですばらしい仕上がりをお約束します。まずはお電話を! TEL 0572-59-2161

 

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レストア事業

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先進の大型設備と、芸術的なまでの丁寧なレストレーション。
本当にクルマを愛する人へ向けたスペシャル・サービスです

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